初めまして。
ライフオーガナイザー®、レジデンシャルオーガナイザー®の吉本とも子です。
私はライティングプランナー、インテリアコーディネーターを経て、
2009年からライフオーガナイザー®として、
2011年からは一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会の理事として、
延べ460回以上にわたり、片づかないストレスフルな暮らしを
ご機嫌な暮らしに変えるサポートをしてきました。
2015年には、建築やインテリアの知識とライフオーガナイズの片づけスキルを併せ持つ、
レジデンシャルオーガナイザー®️という資格を創設し、人材育成に励んでいます。
ライフオーガナイザー®、レジデンシャルオーガナイザー®……
どちらも聞き慣れない言葉ですよね?
ここではライフオーガナイザー®、レジデンシャルオーガナイザー®の役割や
この仕事に至った想いをお伝えさせていただきます。
私はこれまで約30年にわたり、インテリアコーディネーターとして
のべ1200戸のマンション・戸建て住宅のプランニングや設営に関わらせていただきました。
完成後にお客様のお宅にお招きいただくこともありましたが、
そこで衝撃的な光景を目にすることも……
職人さんに特別に作っていただいたこだわりの家具の上に山のように積まれた
洗濯物とキャラクターのぬいぐるみ、出しっ放しの生活用品。
そこに人の生活があり、お子さんがいらしたら生活感が出るのは当然ですが、
設計と実生活の大きなギャップを目の当たりにしたのです。
「なぜ、あの家具の上に洗濯物やぬいぐるみが置かれていたんだろう……」
問いを繰り返していると、
ふと「収納が適切な場所、大きさ、使い勝手ではなかったのではないか」
と思い至ったのです。
そんな視点が自分の中に生まれると、散らかることが目に見えているキッチンや、
洋服が入りきらないクローゼットなど、暮らしの感覚に欠けた設計がとても気になるようになりました。
「みんな良い住まいを提供しようと一生懸命創っているのに、ちょっと違う……」
この違和感の正体は、
家に住む人の‟暮らし”を作るという感覚ではなく、
家という‟モノ”を作っているという感覚の違いではないか?
その想いを訴えたものの、
男性社会の建築業界では、なかなか伝わらず、
「収納は住み始めてから奥さんがやればいい」と言われることも。
(そんな私の話を一生懸命聞いてくださった当時の皆さんには感謝しかありません。
ありがとうございました。)
「このままでは物の管理や家事が楽な住まいは創れない!」と
焦りにも似たモヤモヤとした気持ちを抱くようになりました。
そんなモヤモヤを抱えた私が出会ったのが「ライフオーガナイズの片づけ理論」。
お客様の家族構成や生活動線、
思考のクセ(右脳派・左脳派)や行動パターンなどに基づいて
収納やインテリアをプランニングすることで、
片づけストレスのない、心地よい住まいを提供するという、
まさにお客様自身にあった、暮らしに密着した方法だったのです。
思考のクセというと少し難しく聞こえるかもしれませんが、
論理的思考が得意な左脳、直感的に受け入れられる右脳などと
お聞きになったことはあるのではないでしょうか?
脳が働く傾向によって、
最適な収納や片づけの方法は変わります。
「夫が帰宅後にすぐ服を脱いでほったらかしなのが理解できない!」
「子どもにどんなに注意しても片づけられない!」
そんな悲鳴もよく聞かれますが、
奥様が左脳派でも、ご主人が右脳派では
奥様にとっては当たり前の片づけがご主人には難しいですし、
右脳優勢で全力で生きている小さなお子さんには、
左脳派のお母さんと同じことは到底できません。
そんな思考のクセが異なるご家族が
心地よく共存するための収納や片づけのヒントもお伝えしています。
片づけは生活スタイルも思考も異なる人がやる以上、
「これをやれば絶対!」という方法はありません。
だからこそ、私はライフオーガナイザー®として、
お客様お一人お一人に合った方法をご提案し、
片づけストレスのない心地よい住まい創りをお手伝いしています。
レジデンシャルオーガナイザー®は、
ライフオーガナイザー®のスキルに加えて、
建築やインテリアの知識も併せ持つ、
片づけ+インテリア・空間設計のプロフェッショナルです。
新築やリフォーム、住み替えを考えたときに、
「この間取りで暮らせるのかな?」
「この収納で我が家のモノは入りきるのかな?」
そんな風に悩んだり、迷ったりしたことはありませんか?
でも、誰に相談して良いのか分からないまま、
いざ引っ越してみたら、やはり収納が足りない……
その都度、収納用の家具を買い足していくうちに、
統一感のないインテリアになってしまった……
これは非常によく起こるパターンです。
レジデンシャルオーガナイザー®は、
お客様の生活スタイルや
思考・行動のタイプに合った収納をプランニングし、
無理なく片づけできる空間作りを提案します。
最初から先を見据えてプランニングするため、
収納家具を次々と買い足さずに済むのです。
また、設計士や工務店の担当者を前にすると、
「こんなことをお願いして良いのだろうか」と萎縮したり、
言いたいことを上手に伝えられなかったりすることもありますよね。
そんなとき、
専門知識を持つレジデンシャルオーガナイザー®が間に入り、
お客様のご要望を図面やプランに落とし込むことで、
建築のプロに伝わりやすくする通訳のような役割も果たします。
収納から暮らしと空間をデザインし、
お客様と建築のプロの橋渡しをすることで、
お客様が片づけから自由になるサポートをしています。
私は「片づけで人生が変わる」と本気で思っています。
そう確信する場面を何度も目にしてきました。
片づけが苦手な奥様に、ご主人がイライラを募らせ、
夫婦関係が悪化。
奥様のご依頼で片づけのサポートをしていると、
家の空気が変わったことにご主人が気づき、
帰宅するとすぐに2階に上がっていたご主人が
1階のリビングに立ち寄るようになり、
リビングで奥様と会話を交わすようになり、
気づけば夫婦円満に……
そんなハッピーエンドの後に、奥様から
「実は離婚前の断捨離のつもりでお願いしたんです」と
明かされたことは1度や2度ではありません。
体が不自由で、洗濯物を干すのが難しかった方に、
その方でもできる方法をご提案すると、
「自分にも洗濯物が干せる」と自信になり、
積極的にやれることを増やされて、
リハビリが進んだというお話もありました。
そんな風に片づけをきっかけに人生を変えられたお客様には
明るい笑顔が溢れています。
片づけられるようになると、
気持ちと時間に余裕が生まれます。
すると、
時間の使い方、ものの考え方、家族への接し方や言葉遣いが変わり、
気づけば、人生が変わっているのです。
たかが片づけ、されど片づけ。
片づけから人生を変えたい方からのご相談を心よりお待ちしております。
夢が叶いました。みなさんありがとうございます。
2016年5月出版「収納家具いらずの片づけ図解百科」
主婦と生活社・定価1,400円+税
ライフオーガナイザー協会が運営するサイトに登録・掲載されています。
右のバナーをクリックすると、掲載ページをご覧いただけます。
突然レイアウトを変えたり、片づけだしたりしていました。
TVドラマの影響で「インテリアデコレーターになる」と高校3年の時、作文に書いて初心貫徹。
残念ながら理系クラスではなかったので、建築学科に行けず、ごく普通の短大(生活科学科)を卒業後、(無理矢理)某照明器具のメーカーにライティングプランナーとして入社しました。
(かなり変わった人だったので、いろんな方に迷惑をかけていたと今更ながら思います。)
短期大学を卒業後、照明器具のメーカーに2年間勤務しました。女性の上司にめぐまれ、照明器具の別注現場や店舗設営、ショールームでの接客、
ハウジングメーカーと設計事務所のプラン担当など様々なことを楽しみながらさせていただきました。
工事現場をまわっていると、施主の奥様からインテリアの相談を受ける事が多くなり、これからは女性の相談者が必要!とヒラメキ、その頃まだ初期のインテリアコーディネーターのスクールに入学。
もちろん会社はスッパリ辞めて上京です。(東京支社でバイトさせていただきましたが... 笑)
睡眠時間3時間前後のバイト&極貧学生生活を東京で過ごし、同学校の大阪校スタッフとして就職。
インストラクターをしながら独立後、現在に至ります。(随分ながい月日が経ちました。。。)
○色彩について調べたおしました・カラフルな色が苦手だった過去
インテリアを生業にするのに、色が使えないって「ダメじゃん」ということでインプットしたおしました。
○うまく伝えたいです
○こんなこともしています
●その他の資格
●セミナー/講師
●その他
●好きなこと